商品紹介

ビニロン糸（日本橋印）

日本で開発された化学繊維で、強力、耐候性に優れ様々な用途で使われています。

吸湿性が高く静電気が起こりにくいので縫い易く、糸締りが良素材です。耐候性に優れていて長期保管による変質が少ない糸です。

紡績糸の中では高い引張強さを持ち、縫い目の強さを誇ります。

低伸度で摩擦抵抗も少なく、約5％の水分があり耐熱性がよく高速度縫製に耐えるので縫いやすいです。

優れた対紫外線劣化性と耐アルカリ性をもっていますので、薬に侵されにくいです。

ビニロン繊維（PVA繊維:ポリビニルアルコール繊維）は、1950年、クラレが世界で初めて工業化に成功した国産第一号の合成繊維です。繊維強度が高く、耐候性・耐薬品性に優れているなどの特長から、工業用、産業用の分野で広く用いられています。特殊紙分野の他、アスベストの代替としてセメント補強、ゴム補強、プラスチック補強、農業資材ネット、水産分野の魚網やロープなど、幅広く用途展開されています。また、炭素、水素、酸素で構成されているため、燃焼時にダイオキシンやアンモニアなどの有害物質を発生させません。