いろいろな糸偏のご紹介



| 糸 | 繭・綿・麻・毛などの繊維を細長く引きのばしてよりをかけた物。 | 
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| 絲 | 細くて長い物という意味。 | 
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| 結 | (結ぶ)紐など、細長い物を組んでつなぐ。また、結び目をつくること。 | 
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| 繧繝 | 同じ色を濃から淡へ、淡から濃へと層をなすように繰り返す彩色法。中国西域から伝わり、主に宝相華(ほうそうげ)などの文様を表す。 | 
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| 緒 | 糸や紐など、細長い物。魂をつなぐ物。 | 
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| 紐 | 物をしばったり束ねたりするのに用いる細長い物。一般的に、糸より太く、綱より細い物をいう。 | 
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| 組 | 組むこと。組んだ物。二つ以上を取り合わせたひとまとまりの物。そろい。セット。 | 
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| 綾 | 経糸(たていと)に緯糸(よこいと)を斜めにかけて模様を織り出した絹。 | 
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| 綺 | 《古くは「かんばた」と表記》日本古代の綿に似た薄い細幅の絹織物。 | 
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| 絢 | (絢爛)華やかで美しいさま。きらびやかなさま。 | 
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| 経 | 織物のたて糸。また、たて。 | 
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| 緯 | 織物のよこ糸。また、よこ。 | 
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| 綿 | 木綿。もめんわた。また、綿織物のこと。 | 
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| 繊 | 1.細いこと。細かいこと。 2.数の単位。1の一千万分の1。 | 
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| 絹 | 1.蚕の繭からとった繊維。 2.絹糸で織った織物。絹織物。 | 
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| 縁 | 人と人、または人と物事とを結び付ける、不思議な力。 | 
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| 絵 | 1.物事や情景を、色・線・形などによって、平面上に写し表した物。絵画。 2.ある情趣を感じさせるありさま。光景。 | 
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| 紀 | すじみちをたてて記した物。すじみち。法則。 | 
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| 紬 | 紬糸で織った平織りの絹織物。大島紬・結城(ゆうき)紬など。紬織り。 | 
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| 紗 | 生糸を絡み織りにした織物。紗織。 | 
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| 綸 | (綸言)天子・天皇のことば。みことのり(「綸」は太い糸の意。天子の言は糸のように細いが、下に達するときは綸のように太くなる意)。 | 
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| 絃 | 琴・三味線などの楽器の糸。弦。 | 
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| 紋 | 物の表面に表された図形。紋様。あや。 | 
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| 紂 | 中国、殷(いん)王朝最後の王。名は辛(しん)・受。紂は諡(おくりな)。 | 
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| 約 | 手短にまとめるさま。簡約。 | 
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| 紅 | 鮮明な赤色。特に、紅花の汁で染めた色。 | 
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| 紆 | (紆曲)曲がりくねること。 | 
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| 納 | 乱れや騒ぎが静まること。問題が解決すること。 | 
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| 純 | (まじりけのない生糸の意)ありのままで飾り気のないさま。純粋でけがれのないさま。 | 
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| 紕 | (紕謬)あやまり。まちがい。誤謬。 | 
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| 級 | 物事を上下の地位・段階に分ける区切り。階級。等級。 | 
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| 紛 | ごたごたと入り乱れる。物事がもつれる。入りまじってわからなくなる。まぎれる。まぎらす。 | 
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| 紜 | (粉紜)物事の入り乱れていること。事がもつれること。また、その乱れ。もめごと。ごたごた。 | 
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| 紡 | 綿・繭から繊維を引き出し、よりをかけて糸にすること。 | 
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| 細 | 小さい、ささやかな、わずかな、いささかの、の意を表す。 | 
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| 紲 | 家族・友人などの結びつきを、離れがたくつなぎとめている物。ほだし。 | 
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| 紳 | 昔、中国で高位高官の人が礼装用にしめた幅広の帯。ふとおび。 | 
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| 紵 | (夾紵、挟紵)古代中国の漆技法の一つで、麻布を漆ではさむように貼り合わせて造形すること。 | 
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| 紹 | (紹介)知らない人どうしを引き合わせること。なかだちをすること。 | 
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| 紺 | 紫色を帯びた濃い青色。濃い藍色。 | 
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| 絞 | しぼること。くびること。 | 
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| 絡 | (糸が)絡むこと。まつわること。 | 
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| 絣 | かすれたような部分を規則的に配した模様。また、その模様のある織物。 | 
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| 給 | 物が足りるようにすること・与えること。 | 
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| 綉 | (錦綉)錦(にしき)と、刺繍(ししゅう)を施した織物。 | 
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| 綏 | (交綏)両軍が互いに退くこと。 | 
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| 継 | つぐこと。つづけること。 | 
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| 続 | つづき。続編。 | 
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| 綛 | 紡錘(つむ)で紡いだ糸を巻き取るH形またはX形の道具。かせぎ。 | 
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| 綜 | 機(はた)織り機で、たて糸の順序を正しくし、また、たて糸を上下に分けてよこ糸を通すすきまをつくる用具。 | 
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| 綟 | 麻糸で織った目の粗い布。夏衣・蚊帳(かや)などに用いる。 | 
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| 綫 | (腔綫)発射弾に回転運動を与えるために、銃身・砲身の内面にらせん状につけた溝。ライフル。 | 
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| 維 | つなぐこと。綱。すじ。 | 
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| 綬 | 古代中国で、官職を表す印を身につけるのに用いた組みひも。 | 
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| 綢 | (綢繆)まつわりつくこと。また、糸などを絡めて結ぶこと。 | 
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| 綰 | たわめて曲げる。わがねる。わぐ。 | 
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| 綱 | 植物の繊維や針金などを長くより合わせた物。ロープ。 | 
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| 網 | 糸・縄・針金などを方形・ひし形に目を透かして編んで作った物。魚や鳥などを捕らえる道具や焼き網、囲い、建具などに用いる。 | 
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| 綴 | つづること。つづった物。つなぎあわせた着物。 | 
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| 綵 | あや。いろどり。模様、五色のいろどりのある織物。あやぎぬ。 | 
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| 綻 | ほころびること。また、その部分。 | 
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| 綽 | (綽名)本名のほかに、その人の特徴をとらえてつけた別の名前。愛称や蔑称としてつけた名。ニックネーム。 | 
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| 緇 | (緇衣)鼠色がかった黒色の僧衣。黒衣。 | 
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| 緋 | 濃く明るい赤色。緋色。あけ。 | 
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| 総 | すべての物。全体。 | 
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| 緑 | 青と黄色の中間色。 | 
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| 緘 | とじること。特に、手紙・書類などの封じ目。また、そこに書く文字。 | 
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| 線 | 糸のように細長く連続する物。すじ。 | 
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| 緲 | (縹緲)広くはてしないさま。 | 
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| 緞 | (緞子)繻子(しゅす)織りの一つ。経(たて)繻子の地にその裏組織の緯(よこ)繻子で文様を表した光沢のある絹織物。 | 
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| 締 | しめくくること。とり結ぶこと。 | 
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| 緡 | 銭の穴に通す細い縄。普通、九六文を一差しとし、百文として扱った。さしなわ。 | 
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| 緝 | (集緝)いろいろ集めて編集すること。 | 
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| 緬 | (緬羊・綿羊)家畜の羊のこと。特に毛用の物。 | 
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| 緩 | 物事の進行がゆったりしているさま。締め方がきつくないさま。ゆるいさま。 | 
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| 編 | 文書を集めて書物につづること。書物のとじ糸。 | 
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| 練 | 絹糸をねること。ねりぎぬ。 | 
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| 緻 | (緻密)きめの細かいこと(さま)。 | 
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| 縉 | (縉紳)〔笏(しゃく)を紳(おおおび)にはさむ者の意〕官位・身分の高い人。 | 
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| 縋 | 頼りとする物につかまる。助力を求めて頼りとする。 | 
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| 縒 | 糸など、何本かをねじり合わせて1本にする。 | 
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| 縛 | しばること。また、しばられること。 | 
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| 縞 | 2種以上の色糸を使って織り出したたてまたはよこの筋。また、その織物。 | 
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| 縮 | ちぢめること。小さくなること。 | 
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| 縫 | 縫うこと。縫う方法。 | 
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